あたまの休息所

第十話  2000.6.15

暑くて暑くて溶け出しそうな季節。しかしおいしい物が一杯の季節。

田んぼが青く、蛙の合奏が、蝉の騒音の(小生には)時期。

話は戻りますが、戦国時代梅雨から秋の収穫までは、合戦はしなかったそうです。

と言っても小競り合いとか、山岳の戦闘はあったらしいが。

しかしお米が経済の中心のこの時代、やはり田んぼは重要だっのに違いない。

現在食生活からはお米の価値は極端に低下している。

その中でも次期のお勧め出来る食品を紹介したい。


「キヌア」聞き慣れない名前でしょう。

食料危機が懸念される今、食料危機の救済となる植物である。


他の作物が育たない、海抜2、500m以上のアンデス高原の荒地で、インディオたちに食べ告がれてきた穀物「キヌア」が、世界中の注目を集めている。

「21世紀の地球の主食になる」と推奨したNASA(米国航空宇宙局)が火付け役だ。食料危機の救済になりそううな強い繁殖力も魅力だが、健康食品としても優れている。

白米と比較した場合、食物繊維とカルシウムが約6倍、蛋白質が約2倍いう分析値がある。

人間の体内で合成されない必須アミノ酸のうち、他の穀物では不足しているリジンも多く含む。キヌアはアカザ科の植物で、種子を脱穀したものを食する。噛むとプチプチと独特の歯応えがあり、トンブリに似た食感だ。

15分ほど茹るだけで食べられる。日本では、これまで主に米や麦を食べられない食品アレルギーの人の代替食として健康食品店などで売られてきたが、最近では菓子やパンに混ぜての商品化が広がっている。

これを受けて大日本明治製糖鰍ヘ99年度のキヌアの輸入販売量を前年度実績の10倍の、200トンに増やす。

人々の健康志向により砂糖需要が低落傾向にある中で、新たに健康食品事業に着手し、キヌアを事業の柱に育てたいという。

同社の依頼により開発されたキヌア入りのチョコ菓子は、NASAの発言にちなみ、「スペースバーチョコレート」と名付けられた。菓子卸の株多加堂の関連会社である潟sアンタが3月に発売し、コンビニ大手のローソンが全店で販売している。価格は70円。麦チョコに似た食感で馴染み易い。

雪印乳業鰍ヘ、キヌアに玄米、ハト麦をブレンドした清涼飲料水「香味茶」を3月に発売した。250mlの紙パック入りで、価格は105円。香ばしい風味が特長だ。便秘解消や、コレステロールの吸収抑制など、成人病予防効果も期待されているキヌアだけに、今後もっと身近な食品に育って欲しい。

 


以上新たな事柄につづく

参考・引用株式会社情報工場より


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